子供の剣道の引率で訪れた東北の地、福島県。
このような機会が無ければ行くことができないと思い被災地へ足を運びました。
死者、行方不明者は、22,215人。内、福島県が最も多い2,335人。
震災遺構 浪江町立請戸小学校は津波があった当時のまま保存してある施設です。
地震が起きてから、3分後に津波警報、40分後に9mを超える大津波。
地震発生時、児童82名が残っており、教頭先生の機転で、児童、職員全員が無事の奇跡の小学校だそうです。
建物内に入ると、1階部分は全壊、コンクリート、下地材がむき出しの状態、何百㎏もあるような給食センターの冷蔵庫までグシャグシャ、・・・倒壊を免れた校舎に刻まれた大災害の脅威。
児童が書いた避難状況の絵本と共にパネルが展示してあり
当時の子供たちは、どれだけ怖かったか、不安だったのかと思うと、居た堪れなくなりました。
テレビ等では、伝わってこない当時の状況、自分事として災害をとらえ防災についてしっかりと向き合う本当に良いきっかけになりました。
そして、連れて行った子供たちにも、今直ぐにじゃなくてもいい、いつか今回訪れた福島の事を思い出し、自分たちの事を考え直せるきっかけになってくれればと思います。
いまだに、災害で苦しむ人が大勢います。その人たちの事を知ってもらうために初めてブログに書きました。
機会があれば皆さんも行ってみてください。
復興も進んでいます。楽しいところもいっぱいありました。
郡上本店 一般建築G S・M
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