『お盆を過ぎると涼しくなる』と言いますが、「お盆を過ぎたら秋」というわけではなく・・・暦のうえでの『立秋(今年は8月7日)』は、まだまだ最高気温30℃を超えていて、とうてい秋が来たとは実感できず・・・。結局、季節の訪れは各個人の「感覚」なのかなぁと思いました。
「秋を感じる瞬間」「秋が来た!と実感できる瞬間」である要因は人それぞれ、様々なように思います。『少し肌寒さを感じた時』『夕暮れが早くなったのを実感して』『蝉の声が消えたことに気付いた時』『ススキの群生をふと見た時』『山の深緑が少し黄淡くなったように見えた時』等々・・・。
最近、金色に変わった稲田を眺めていて、その周りを飛び交っている赤とんぼが、急に増えたように思い、なんとなく自分なりに「秋の気配」を感じられました。季節は明日や明後日、突然やってくるようなものではないですが、昔の偉い俳人の人たちのように、その一日一日毎の「季節の足音」にそっと気付けられる柔軟な感性は、やっぱり凄いんだなと、羨ましく思いました。
郡上本店 ハウジング営業G 田口勇
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