2013.03.25
郡上本店

 桜の開花のニュースが流れる季節になりました。

「さくら」と言う名前の由来なのですが、これには、諸説あります。その一つに、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と云う神様の名前から来ているという説。この神様は、天照大神の子孫の神様が地上に降った時に出会って、ひと目惚れをしたほど美しい神様です。山々をつかさどる神様の娘と云うことから、富士山の神様とも言われています。木の花の咲き誇るがごとく華やかに美しい反面、はかなさの象徴でもある神様のコノハナサクヤヒメの名前を桜の花に付けたというのも、うなずけます。

別の説では「サ」+「クラ」という説。 「サ」とは、さの神達 農業の神様です。「クラ」は、磐座(いわくら)などと同じ座すなわち神様の降りてくる場所の意味です。つまり農業の神様が天から降りてきてこの木に座ると花が咲いて、農作業が本格的に始まるということです。お花の酒盛りは、美しき神様を囲んでのお祭りか、はたまた今年も変わらず降りてきて下さった農業の神様をお迎えするお祭りなのかどちらにしても、桜の花を見ると気分がウキウキしますが、4月20日から日21日の2日間、五穀豊穣を祈念する八幡町島谷に鎮座する日吉神社の例大祭です。皆さま是非お参りください。

                               ハウジング事業部 ハウジング企画設計 上杉九未