春の高校野球、岐阜の大垣日大と沖縄の興南高校との準決勝は10-0の大差で興南高校が勝った。試合終了後興南高校の校歌をベンチ前で整列して聞いている大垣日大ナイン全員泣いている者は誰もいない。皆笑顔である、16,7歳の高校生である悔しくて、悔しくて仕方ないと思うのだが皆笑顔である、そのけなげな姿になんだか感動して、うるうるとくる自分がいた。その裏を考えて見ると、チームのモットーである笑顔、魂の教育が全員に浸透しているからその姿があるのか、しかしである悔しいときは、泣いてもいいのではないか、それが自然なのでは?球児たちが耐えて教えを忠実に実行しているのもすごい!ほんとうに心のそこから笑顔でいられるとしたらもっとすごいと思う。坂口監督の考えが甲子園に出る事が目的でなく、今後、笑顔で負けない魂を持ち人生をおくることが出来る人を育てることではないかと感じる。こうしたことは岐阜の高校野球のレベルアップに繋がって行くと思う、大垣日大の春は今満開のさくらが応援してくれた、さらに成長して今度の夏は、違う笑顔を見せてほしいものである、苦しい時こそ笑顔で対応することの大切さを学んだ瞬間であった。
by山下直樹
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