かねてから時間を作り、白山に登る事を自分との約束としていて、初秋に娘と登ってきました。
最近は運動する機会も全く無く、急にこんな登山する事は無謀だと思い
登山口で山に失礼の無いよう一礼をし登り始めたのですが、一キロ行くか行かないうちに
体が悲鳴をあげる事となり、こんな事では先が思いやられる・・・・。
徐々に身体を慣らし、何とかカンラク雪渓まで行った。
ここは年中雪がある所で、樹木から高山植物へと変化する所である。
先を急ぐと、まだお花畑にかわいい花が華麗に力強く咲いていて、何だか愛おしく感じた。
最後の心臓破りの階段を登り、這い松の群生地を抜け、後もう少しの所で室道で一休みをし
遅めの昼食、おにぎりを食べた。なんて美味しいおにぎりなんだろうと思わず感謝。
そして体の筋肉が悲鳴をあげる中、室道から一路頂上を目指し、最後の力を振り絞り登りました。
ついに頂上である360度のパノラマは、何度見ても感動するものである。
感動の余韻を残し下山。今度は登りとは違う負担が身体にかかり、これも痛んだ体には堪える。
たそがれ時を迎えている事から景色を見る余裕は無く、ただひたすら下山し、やっとの思いで登山口まできた。
もう辺りは薄暗くなっていた。白山に振りかえり拝礼をして、感謝の気持ちで一杯であった。
疲労困憊であるが、爽やかな気持ちであった。
帰ってビールを飲むのが楽しみである感謝の一日でした。
岐阜支店 総括マネージャー 山下直樹
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