2006.12.20
岐阜支店

ひとり言

いよいよ白い寒い冬がやってきました。
   
秋口から時間を見つけ山に入りこつこつ<薪>用の原木確保(手伝い?)に勤めてきました
そして薪割り、此れが健康つくりと精神統一に寄与することになる、何より冬の暖房そしてストーブによる癒し効果に繋がる結果として環境にもよい、いいことばかりである。
薪ストーブのよさは体験してみないとなかなか解らない、窓の外は深々と雪が降っているが家の中でパチパチと音を立て燃える炎を見ながらビールを飲むのはまさに最高の至福である。
ある雑誌を読んで、私の心配事として今後、地球の将来を考えたとき地下資源のはどうなるか、まず石油の可採期限は後65数年、天然ガスは後130数年、メタンハイドレードという資源も2500年位には使い果たすといわれています、地価資源だけに頼っていると人類の存続は難しいということです。
そして地球の温暖化から寒冷化へ進行したとき水が氷という形になり結果として砂漠化が進み農作物が取れなくなり食物の争奪が起きてくると予想される、こういった事がもし現実として進むのなら、建築という仕事に携わる一個人としては何か環境に貢献することをしていかなければならないと痛感する、いや仕事としてやらなければならないという使命感を感じる今日このごろです。
以前はクロスと塩ビから出来る家はもう作りたくないと思いで「脱塩ビ」自然派志向の家つくりをしてきたつもりですが、なかなか予算という高いハードルがあり此れさえも実現していない現実があります、今現在は、このレベルをも超える事が必要になってきています、「脱石油」の家つくりです、こうした事から薪ストーブの活用などつまり再生可能な自然資源、木を中心とした植物資源を育て管理して行く事が必要である。建築に携わる者として今後5年が正念場として真剣に取り組んでいかなければならないと思っています、今後の人生を建築人として地域、環境に対しよい家つくりで少しでも貢献していければと思っています、ほんのほんとうのひとり言
薪ストーブにビールという至福のひと時を味わうために・・・・・・