2013.04.01
ダイアリー

「望むのは不安感の解消」


桜も咲き誇り、新たな25年度がスタートしました… 当社でも新入社員を迎え、こころ引き締まる思いです。
今年に入り、アベノミクス効果と期待感で円安・株高へと国内経済が大きく変化しています… 長かった暗いトンネルの中で、光を望む強い思いをつくづく感じます。

今回の状況は実態経済の成長効果でなく、期待感やムード先行の景気です。
これによって一部の大手輸出企業は、株高・円安差益で大きな利益を出しています…しかしあまりにも急激過ぎて多くの一般・零細企業にとっては、燃料や材料費の高騰が先行することで、危惧しなければならない状況も十分予想されます。

私は、経済の景気・不景気そして、1%・2%の経済成長に関わらず、政治・経済の向かう処は、多くの国民が抱えている、将来への「生活不安感」が「解消」できるものであって欲しいと思います。

今回のアベノミクス現象はその過程であることを願いつつ、簡単なものとは思いませんが、年金など社会保障制度をもっと充実し、国民が将来にむけ、多くのお金を競って貯め込まなくても「安心できる老後」が保障される…そんな日本の政治・経済を強く望みます。 感謝