2012.10.02
ダイアリー

「感動の裏の、努力と尊厳」

 10月に入りめっきり寒くなりました…30日の晩、台風一過で澄んだ空気の夜空に、雲間から覗かせた“中秋の名月”はとても幻想的で、いよいよ秋を感じます。

岐阜は47年ぶりの国体でおおいに沸いています…開会式に参加し、大変感動しました。

多くのマスゲームが行われ、ひとつのゲームに何千人という沢山の人が演技する中で、今日の本番を迎えるまで、それぞれが全県でグループに分かれて練習を重ね、一度の総練習で、これほどまでに整然と確実に連携を保って本番の演技ができる事に関心し感動しました。

私の知り合いで、本番前夜に39度の高熱で病院へ行き、ぐったり横になって居たにも関わらず弱音を吐くことなく、炎天下の中で美しく踊っていた中学生を知っています…ボランティアで参加した何万人かの一人ひとりが、それぞれに抱えた障害のドラマを乗り越え、この本番で一つになり、多くの見る人に喜びと感動を与えていることに、いっそう胸が熱くなります。

感動を与える裏には、言葉では言えない努力と強い責任感があり、そんな人達に尊い尊厳のようなものすら感じました。

政治に於いては与野党の代表選挙が終わり、新内閣も決まりました…一日も早い政治・経済の安定と復興を願います。感謝