2010.10.02
ダイアリー

「人と建物の健康」を考えた「温暖化時代の家」とは?!

ようやく暑い暑い記録的な夏が終わった~と思いきや、早くも10月となりました。 明朝の気温は15度程で、とても肌寒く上着を着込まないと風邪をひきそ~う?!って感じで、もはや冬を思わせる気候でした‥今後、日本の気候は秋が非常短く、夏から一気に冬が来ると言われていますが、まったく其の通りで「体調管理」には十分に気を付けねばついて行けません‥今年もインフルエンザ対策なども心配です。

建物にも同じことが言えます‥此の処の「温暖化現象」の特徴は、夏は猛暑で冬は激寒ということで、夏にはエアコンで室内をガンガン冷やし‥冬には、室内を暖房でドンドン暖めます。 この結果何が起きるのでしょうか?‥外気と室内の温度を遮る外壁内に、温度差によって大きな負担が掛かり、見えないだけで建物も病んでしまいます。

完全な断熱性能のないまま、外気と逆な環境を人工的に作り出す結果、温度差で「壁体内結露」が起きカビ・ダニ・シロアリなどの発生と、柱・梁の腐敗の原因となり、建物と住む人の健康に悪影響を与えます‥人と建物に大きなストレスが溜まると言うことです‥アトピー・喘息‥などの原因とも言われています。  建物の性能は「耐震強度と断熱性能」であると言っても過言で有りません。

住まいを考えるとき‥デザイン・間取り・機能などは勿論のことですが、今まさに地球規模の温暖化をむかえ、耐震性の「強度」と「省エネ・エコ」を前提とした「高断熱性能」の住まいをお客様に提供することが、お客さの「財産と健康」を守る為にも我々に課された重要な責務であると考えています。

人の健康を考えると、建物の健康に繋がりました! ‥感謝。

 

◆ヤマシタのダブル断熱構造・・・厚さは162mm                                       ◆郡上市大和町地内 K様邸