2010.03.01
ダイアリー

在ることの意味と尊さ!

 感動をくれたオリンピックも終わり3月の春を迎えました‥時が来れば季節が巡り、自然の営みは本当にありがたいものです‥ちょっとした事に一喜一憂し心が揺らいでいる自分を思うとき、大自然から学ぶことは本当に多くあります。

私ごとですが‥昨年の夏に30年連れ添った妻を亡くしました‥家族一丸の中で安らかに送り出したことの安堵感や、多くの人からの温かい支えと、日々の仕事のあるお陰で、落ち込むことなく半年が経ちました。 

‥結婚し30年間妻と過ごした中で、家庭に仕事は持ち込まない主義で、仕事の悩みなど殆んど妻に話しませんでした‥しかし今、帰宅して一人の時ふっと感じることは‥多くを話さず空気の様な存在でありながら、自分を見ていてくれる人が在り、自分を認めてくれている人が居る!‥このことの尊さが今になってしみじみ感じさせられています。

人間には‥甘えでなく深いところの本質で、自分を見ていてくれる人、認めてくれている人が居る!‥この実感こそが、生きる励みとしてとても大切なことである事を痛感し‥これが親子の関係、兄弟の関係、会社での同僚・上司関係、友達関係‥など、まったく同じことが言えると思います‥自分にとって、相手にとって互いに生きる上で、人間関係の意味、在ることの意味を改めて考えさせられています。 感謝