2007.07.17
ダイアリー

ガンバレ! 新潟の被災者の人達

数年前の台風の大災害、3年前の中越地震そして今回の中越沖地震と、5年程の間に記録的な災害にみまわれている新潟の被災者の方々に、心からお見舞い申し上げます。
今回のTVの取材を見て強く心が打たれ、感じることがあります‥全壊した我が家の傍で、TVのリポートに応じている被災者の方を見ると、心は最悪の状況であるのは当然でしょうが、しかし妙に悲壮な顔や、絶望の言葉を表す人が殆どいません?‥阪神淡路地震の時も、被災者の多くが、泣き喚くなどの人は殆どいなく、避難場所に向って、ただ黙々と行列をなしていた‥と被災した西宮の親戚のおばさんが言っていました‥不思議な感覚と光景であったと‥外国の被災地のレポートでは、被災者の泣き叫ぶニュースが当たり前です。
これが日本人の性質なのでしょうか? 諦めが早いのでしょうか? 体裁を気にしているのでしょうか? はたまた強いのでしょうか?
私が思うに、往々にして日本人は、「事」を受け入れる大きな寛容さが有り、いざと云う時には腹が据わるDNAが有るのではないかと思います‥人間、最悪の状態で如何なる態度を示すのか?‥古代から日本人は自然を讃え、自然を受け入れる民族性が有ると云われますが、もし自分が当事者と成ったらどんな態度で居られるのだろうか?‥と、こんな時に色んなことを感じさせられます‥
業者の一人として、一日でも早い復旧を願います!