2008.10.02
ダイアリー

「欲と煩悩」の「自由」を、如何に使うか?

さすがに10月の声を聞くと、秋の深まりを肌に感じます‥昨日、富士山の初冠雪が例年より5日早いと報道していました・・やがて、あたりの山々も一機に美しい紅葉で色ずきます。
今年は、大きな台風にも影響されず穀物、野菜、果物など全国的に良い作柄と聞いています。
そんな中、政局に於いてはバタバタで麻生自民党内閣が発足し、昨日の内閣所信表明は与党保持に固辞した選挙対策がらみで、民主党だけに焦点を合わせた対抗表明で、穴探し?と云うか‥国民を無視した中傷国会であり情けなく感じました‥彼らには、個人的な日々の金銭の心配や生活の厳しさ、将来や老後の不安が、どこまで分かっているのでしょうか??

国内経済は原料高騰の影響が、いよいよ大きくなって来ています。 国際経済に於いても、かって経験したことのない出口の無い国際金融危機と云われています‥これが資本主義の崩壊のきっかけかも?‥詳しくは判りませんが、実態の無い金融投機が招いた底知れぬ「欲」の結果ではないのでしょうか‥人間の「欲望や煩悩」と「自由」を、自分の為、自国の為だけに使った結果です‥サブプライムローンの低所得者へのローン融資には意味が有ると思います‥しかし、それを投機と絡めた処に問題が起きたのだと思います。
人間に備わった、尊い「欲や煩悩」と「自由」を、自分だけや自国の為だけに使うのでなく、資源の無い国、知識やノウハウの無い国、自然環境など恵まれていない国‥など、一段上の立場から地球全体を見渡した中で、国際社会を構築しなければ、近い将来本当に資本主義の崩壊が起きます‥一握りの国の資源や人間の知恵や知識は、一部の「欲」を満たす為だけに使うものではないと思います。
地球上の生きものの中で、最も優れているのが人間だと云われています‥今こそ、ひとり一人が身近な処で、出来ることから、人間の優秀さを発揮する時に来ていると思います‥地球の長い歴史の流れで、人間は過去多くの壁を乗り越え、必ず進化し続けているのだと思います。