家づくりの情報

建物の間取り・デザイン・内装・屋根・外壁に関すること

壁体内結露とはどんな現象が起きることですか?
壁体内結露とは壁の内部で起きる結露の事で目に見えないので木部の腐れやシロアリの繁殖をまねき、住宅にとって耐久性を損なう恐ろしい現象です。又カビやダニの発生を促進しシックハウスの原因ともなります。対策としては外部と内部の温度差を極力無くす為の確かな断熱材の使用や、壁内の通気、室内の換気を考慮した工法にする事です。

性能・保障に関すること

気密住宅と高気密住宅の定義は何ですか?換気設備の必要性とデメリットは何ですか?
一般的に床面積1㎡当たりの隙間相当面積が5.0c㎡以下(C値=5.0c㎡/㎡以下)の住宅を気密住宅といい、同じC値=2.0c㎡/㎡以下の住宅を高気密住宅と位置付けています。どちらも気密性がよいため換気設備が必要となってきます。特に高気密住宅では機械換気による24時間計画換気が必要となってきますが、このシステムは冷暖房を併用して行わないと夏場には暖気を室内に、冬場は冷気を室内に取り込むことになり快適な住空間にはならなくなります。
省エネ住宅という言葉を耳にしますがどんな住宅のことですか?
エネルギーの消費を出来る限り抑えるように設計された住宅です。
断熱効果が高い材料を使用し、窓ガラスは反射率も良いものを採用することで、夏は涼しく冬は暖かいという快適な室内環境を作ることで、光熱費の消費を抑えます。
さらに、自然の力「太陽光」を利用して、電気を作ったりお湯を沸かすことで、家計を助けます。
瑕疵担保責任とはどんな責任の事ですか?
おおまかに言えば瑕疵とは欠陥のことで、請負者が注文者に対して果たすべき責任のことであり、瑕疵が発見された場合、請負者は、無償で補修、又は損害賠償の支払をしなければなりません。瑕疵担保責任の対象となるのは、構造耐力上必要な部分(基礎、土台、柱、梁など)と、雨水の侵入を防ぐ部分(屋根、外壁、外部建具など)で新築住宅に対して引渡し日から10年間と定められています。(平成12年4月1日施工の「住宅品質確保促進法」による。)
性能表示住宅とはどんな住宅ですか?又メリットは何ですか?
性能表示住宅とは住宅新法と呼ばれる「住宅の品質確保の促進などに関する法律」のひとつで、9項目についての共通ルールを定め、住宅の性能を相互比較できるようにした住宅の事で第3者機関が認定するシステムになっています。構造の安定/火災時の安全/劣化の軽減/維持管理への配慮/温熱環境/空気環境/光・視環境/音環境/高齢者等への配慮の9項目が有ります。
住宅取得者のメリットは、
  1. 住宅の持つ性能の水準が明確である事。
  2. 万が一引き渡し後のトラブルが発生しても指定住宅紛争処理機関の斡旋を活用出来る事。
等があげられます。
又今後は住宅価値の維持、向上に対しての中古住宅市場整備(リフォーム・ストック)に基づく性能評価・表示制度の基本的なデータ?資料となると考えられます。
ヤマシタ工務店の住宅保証はどのようになっていますか?
弊社の住宅保証は住宅品質促進法による10年間の瑕疵担保責任による保証と、その後有償点検、メンテナンス(有償)工事を行った上で更に10年間を延長保証(瑕疵担保責任の範囲)する独自の20年保証システムとなっています。又、瑕疵保証保険に加入しますので、万が一の時にも安心していただけるシステムとなっています。尚、基礎工事に関しては地盤調査を行ったうえで、適切な地盤、基礎構造をもって保証の対象となります。
スキルウッド工法とはどんな工法ですか?又特徴は何ですか?
スキルウッド工法とは「木より強い木」といわれる積層材(レッドウッド)を構造材として使用し、独自の耐震基礎、土台、柱、梁等を独自の金物を使用して構造の安定、強度を確保する工法のことです。スキルウッド工法で使用している積属材は、丸太を板状にし、適度な長さに切断し、材料の吟味を行い、含水率12%まで乾燥させた材料を同じ繊維方向に平行に重ね積層圧着させたものです。
レッドウッドを使用するスキルウッドの特徴は何ですか?
レッドウッドは、平地且つ寒冷地に育成している為に木が真直ぐで、年輪が均一化している為に強度や美しさに優れています。そんなレッドウッドを構造用積層材に加工したものを言います。
主な特徴は、
  1. 製品にバラツキがなく寸法が安定している。
  2. 含水率が低いため(12%)歪が少ない。
  3. ムク材の1.5倍(建築基準法)の強度を有するため耐久性に優れている。
  4. 強度が安定している為に構造計算が可能で3階建ての建築も容易に出来る。
以上のような特徴と共に、癒しの効果や、断熱・保温・調湿・吸音などの「天然の木」の優れた点も併せ持っています。
ヤマシタ工務店のアフターメンテナンスはどのようになっていますか?
弊社のアフターメンテナンスは引渡し後1年目、2年目、5年目、10年目に無償の点検を行うことになっています。又、10年目には有償ではありますがメンテナンス工事を行ってもらった上で更に10年間の延長保証を行う事も出来ます。保証内容に関しては、引渡し時に保証内容を示した保証約款を取り交わす事となっています。

よくある質問

用途地域によって規制があると聞きますが用途地域とは何ですか?
用途地域とは一定の範囲の地域を定め、その地域内には一定用途以外の建築物を規制し、適正な土地利用を図り、市街地の健全な発展と環境保全を目的として、都市計画法に基づく一連の手続きに従って定めるものである。都市計画として定める地域は12種類の地域であり、これらを総称して用途地域という。法48条法別表第2等により地域ごとに建築の可否が定められているほか、容積率、建ペイ率、絶対高さ、斜線、日影、有効採光部分の算定、外壁後退の各規定が用途地域に関わってくる。
【例】 100坪の土地に住宅建築を計画した場合、当該地域が第一種住居地域とした場合は、原則として建ペイ率60%容積率200%の制限があるので、建築面積(柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積)は60坪、述床面積は200坪までが建築可能となります。
住宅を建てるために必要な資金はいくらぐらいですか?
一般的には坪単価が55万円前後の住宅が多く、その単価に希望する坪数をかけたものが住宅本体工事費で、その他に外構付帯工事、調度品や装飾品にかかる費用、解体費用、引越し費用、登記費用や又、固定資産税、不動産取得税などの費用がかかります。おおよそは、本体工事2500万円、外構付帯工事に100万円、調度品や装飾品に50万円、登記費用や又、固定資産税、不動産取得税などの費用が100万円ほどかかります。
現在では、諸経品も融資を受けられるところが多くなってきています。
イニシャルコスト、ランニングコストって何ですか?
例えば住宅を建設するにあたって建設費用としてはじめにかかる費用のことをイニシャルコストといい、暮らしていくために必要となってくる電気代や水道代、メンテナンス費用などをランニングコストといいます。丈夫で性能の良い家を作ることは、イニシャルコストは高いかもしれませんがランニングコストを低くすることが出来ます。ランニングコストを意識して建築される方はあまりいませんが、家作りをするにあたっては大変重要なことで、ライフサイクルコスト(一生に必要とされる費用)に大きな影響を与えます。
工事金の支払方法はどんな方法ですか?
一般的には、契約時に1/6、着工時に1/6、建て方時に1/3、完成引渡し時に1/3となっています。又、住宅金融公庫をご利用になる場合は融資時期が決まっていますので銀行などのつなぎ融資をご利用になると良いと思います。
地鎮祭とはどのようなことですか?又何のために行うことですか?
地鎮祭とはその土地に関わりの有る神様に対して、建築をする報告やお願いをする行事の事で、建築中の安全や完成後のご家族の発展を祈願することです。敷地の清払いとか、玉櫛の法典等を行います。
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