岐阜県郡上市立大和中学校新築工事の施工をさせて頂きました。 延床面積2900.87㎡の2階建ての学校は、木造のRH構法です。RH構法は、別名「鉄筋拘束接合」ともいい、木材に孔あけ加工をし、その中に異形鉄筋を挿入し、空隙を接着剤(エポキシ樹脂)で充填する木質ラーメン工法です。
以前は、鉄筋コンクリートの校舎が大半でしたが、近年、木造の校舎が増えてきています。 文科省の調べによると、平成24年度に新しく建築された学校のうち75.3%が木材を使用した木の学校で、内、木造施設は20.0%。前年度から4.8ポイント増しとなっています。さらに、鉄筋コンクリートなど非木造施設でも、床・壁・天井などに木材を使用した「内装木質化施設」は全体の55.2%を占めているそうです。
木の持つ柔らかさや温かさ、木の持つ性質、温度や湿度調整などで快適な環境をつくり、敏感な子供たちのストレス軽減につながるのではないでしょうか。 こちらの学校は、岐阜県産材や郡上市産材を多く活用しています。 バルコニーのルーバーは、再生材を活用した物です。 この校舎で、伸び伸びと学生生活を過ごしてほしいです。
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