ダブル断熱工法

進化した断熱工法・・・ダブル断熱!!

現在の住宅業界では、「外断熱」か「内断熱」のみという形が取られているのが現状です…長い間安心して健康に住める家には外側の断熱に加え、壁内にも断熱材を入れることが重要です。 家の寿命を短くする原因は、見えない壁内で起こる結露に大きな問題があります… それにより柱や梁を腐朽させるだけでなく、シロアリやカビなどが発生する原因にもなるのです。
(結露は隙間など温度差のある所に集中します。)

ダブル断熱工法

ダブル断熱とは?

「ダブル断熱」は、室内の快適性を実現するだけでなく、建物を湿気から守り、経年劣化を抑制し、建物の寿命を延ばします。
「ダブル断熱」は、国土交通省などの認定を受けている工法なので安全・安心です。
「ダブル断熱効果」で、階段やロフト・吹抜けのある大空間を楽しみながら、快適な室内環境を実現!冷暖房費削減など「省エネ効果」も期待できます。

「ダブル断熱」は、一般的な工法に比べて手間やコストがかかりますが、皆様に永く健康的に暮らせる家に住んで頂きたいと考え、ヤマシタ工務店では「セルロースファイバー&EPS」の「ダブル断熱工法」を採用して行きます。

セルロースファイバーを使用したダブル断熱として、日本で初めて国土交通大臣30分防火・45分準耐火構造認定を取得しました。他社の材料では認定は受けられていません。
またその断熱性は、旧公庫が定める北海道などの寒冷地の断熱基準に相当する断熱効果を得ることができます。

断熱材の普及割合

セルロースファイバーの特徴

断 熱
熱の出入りを軽減し、快適生活

綿状のセルロースファイバーは、隙間なく高い密度で施工するため、他の断熱材に比べ断熱欠損が少なく高い断熱性を発揮します。夏は外部からの熱の進入を抑え、冬は室内の熱を逃しません。よって、家の中は温度差が少なく快適な住空間をつくり出します。また、その高い断熱性能により光熱費等のランニングコストを抑制することができ、とてもエコロジーです。

防 火
万が一の火災時から家を守る

セルロースファイバーは、ホウ素系薬剤を添加して防熱処理されています。火が当たると木材と同じように表面が黒く炭化し、その炭化層が内部に火を通しにくくする効果があります。万が一の火災時の燃え広がりを抑える役割をします。
これにより防火の面でも優れた効果を発揮する断熱材と言えます。

防 音
騒音をやわらげる、静かな生活

セルロースファイバーの多孔性と高密度充填の施工により、車の音や話し声などの騒音を吸収し、外側から室内へ伝わる音をやわらげます。
その防音効果は、アメリカで空港周辺の吸収材として使われるほど優れています。

防 虫
カビ・虫から家を守る清潔な家

セルロースファイバーには、ホウ酸団子でお馴染のホウ素系薬剤が入っており、ゴキブリさえ嫌う防虫(殺菌)効果があります。ゴキブリ以外にアレルギーの原因などにもなるカビ、ダニ等の多くの害虫を寄せ付けにくくします。これにより室内空間をより清潔に保つことができます

調 湿
吸放湿し、心地良い生活

セルロースファイバーは、原料が木質繊維のため湿気を吸ったり吐いたりしてくれます。それにより建物は常に快適な湿度に保たれ乾燥しすぎた状態やジメジメした不快な状態、構造体の腐りを防ぎます。また、結露から家を守る効果もあります。その吸放湿性能は、土壁にも代わるほど優れており日本の気候にとても合うと言えます。

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